岡村麻未もう一つのライフワーク

12年前に歯周病医を一時中断して、スキンケアを含めた全身の健康と美容、疾病の予防、病後のリハビリなどを勉強するために渡米しました。
あの時も、きっかけは、一度目のガンでした。
ガンの手術後のリハビリと栄養学を含めた体作りをしながら、肌の事を学び、歯と肌が似ていることを知ったのです。その時から、私は、顔の外側を肌、内側を口腔として、顔をすべて扱う治療とケアをしようと考えました。それが、2000年に銀座に開業したクリニックです。

肌に対しては、それまであまり着目されなかった毛穴ケアを独自の方法で打ち出しました。歯に対しては、予防を中心に歯科ドックでの検診と治療を進めました。
その中で、ただ、パーツだけを診るのではなく、その人が何を必要としているのか、常に全身を診ていました。内科、皮膚科、精神科などとの連携治療、医療のバリアフリーがいかに重要かを体験してきました。
おかげさまで、多くの患者やスキンケアの顧客に恵まれました。

2007年、2度目のガンで、クリニックを閉じましたがそれ以降も、個人として口腔の相談や、深刻な肌の悩みのケアなどを続けてまいりました。
その方達は、私の病気を知りながら、「施術は、受けられる時でいいので」と理解して通って来て下さりました。その事は、治療中で社会復帰が出来るのであろうかと不安になる心の支えになり、今も感謝し原動力となっております。
HaNAの活動とは別に、私のもう一つのライフワークとして、歯と肌のケアを通して、「ありがとう」の言葉が行き交う仕事をしたいと思っております。

こちらは、会員制ではありません。深刻に肌に悩みを抱えていらっしゃる方、歯にコンプレックスがある方、いろんな治療を受けたが満足できなかった方などのお力になりたいと考えております。